前回はソファを紹介しました。
今回はダイニングセットのつもりでしたが、長くなったのでテーブルだけです。
ダイニングセットもソファ同様に目立つアイテム。
なにより生活感の出やすい家具ですよね。
色々悩んだ結果、イタリア製の輸入家具になりました。
ダイニングテーブル
私が選んだのはCalligaris(カリガリス)のVORTEX(ボルテックス)です。
「VORTEX」は「渦」や「螺旋」という意味で、螺旋を描いた細い複数の棒で構成された脚が特徴のテーブルです。
最近は拡張できる物が売れ筋ですが、シンプルな直径120cmの円卓です。
円卓はスペース効率が悪く、日本の住宅に多い細長のLDKやキッチンとベタ付けする配置に不向きです。
特に直径120cmは日本の家に置くには大きすぎるので売れないそうです。
売れない=選択肢が少ないな上に、展示も無いので苦労しました。
天板はセラミックでカラーはマットなホワイトマーブル。
120cmのVORTEXのセラミック天板は昨年追加された仕様なので、まだ希少だと思います。
実はガラス天板のVORTEXを買って、天板をオーダーメイドで製作する計画でしたが、1年遅れたおかげで巡り合うことが出来ました。
脚はブラックとブラウンがありますが、ブラックを選びました。
Calligaris(カリガリス)
創業100年弱の老舗のイタリアの家具メーカーです。
高級家具メーカーと言うわけではなく、どちらかというと大衆向けで美しいデザイン家具を高過ぎないお値段で提供してくれています。
イタリア家具を扱うお店なら大体取り扱っているメジャーなメーカーです。
選んだ理由
家族4人が顔を向き合って食事したかったので円卓以外の選択肢はありませんでした。
なので円卓が置ける前提で家の計画をしました。
サイズは4人での使い勝手が良い直径100~120cmから探しました。
円卓はカフェテーブルに最適な80cm以下が圧倒的に多く、次にお金持ち用の140cm以上の大きなものが多く、大衆向けの100~120cm程度のものは少ないです。
もちろん天板も重要。
円卓はデザイン性を重視したガラス天板が圧倒的に多いです。
しかし、ガラス天板は日常使いには色々不向きなので、セラミック天板を探しました。
セラミック天板はラフに扱っても傷付かないし、劣化しないし、デザインもGood。
近年増えてはきていますが、まだまだ少なく、なにより高額になりがちです。
上の2つで選択肢はほぼ無いんですが、VORTEX最大の売りは脚のデザイン。
女性的なくびれがとても美しいです。
脚が網目なので開放感があって部屋も広く見えます。
ガラス天板だとより開放感が出ますし、美しい脚もより楽しめます。
引用:Calligaris
ガラス天板はセラミック天板の半値で買えるので本当に悩みましたが、普段使いを優先させました。
価格
税込み22.4万円でした。
更にポイントが2万円付きました。
正直、めちゃくちゃ値引いてもらいました。
ネットだと36万円とかしますからね。
買ったのがコロナ自粛のピークの時期で、お店も相当困っていたらしく頑張ってくれました。
もうこの価格で買うのは難しいでしょうね。
対抗馬
対抗というか他に検討したものを紹介。
デザインが近いのはイサム・ノグチのサイクロンテーブルです。
引用:Vitara
名作ですが、私には刺さりませんでした。
リプロなら10万円以下であります。
正規品はVitra製で50万円ぐらいします。
あとはBonaldoのHulahoop。
引用:Bonaldo
直径140cmと大きいです。
写真で見た感じだと同価格帯に見えますが、こちらは100万円弱します。
現物を見比べると天板がカリガリスより明らかに綺麗で価格差を感じます。
poradaのinfinityも少し大きめの130cm。
引用:porado
ACTUSで見ましたが、タメ息が出るほど美しいです。
ガラス天板しか見たことないですが、セラミック天板もあるようです。
所感
対抗を書いてみましたが、今考えてもVORTEXが我が家のベストバイでした。
VORTEXのデザインで20万円は破格の安さ。
1本脚の机で心配される安定感の無さですが、4歳の息子が登っても傾くことはありません。
サイズも120cmで丁度良かったです。
100cmでも普通に使えそうですが、120cmは+ゆとりがある感じ。
来客時も問題ありません。
欠点としては、脚の中にゴミが入ると1人ではどうしようもないです。
隙間ツールを使った掃除機も、モップも入らないです。
息子がご飯をポロポロ落とすのでラグ(安物)を敷きました。
次回はダイニングチェアをご紹介します。
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