前回、工事請負契約を解消したと書きました。
建築士さんからも別の場所を薦められました。
受けてくれる工務店もないと言われました。
けど、別の場所は金銭的に大ダメージを受けるし、なにより余所者のお隣によって私が産まれ育ち代々と受け継いできた土地を手放すのはどうしても我慢できません。
なんのために転職までして大阪に帰ってきたのかって話です。
我々の熱い気持ちを建築士さんに伝えると、ダメもとで工務店さんを探してくれました。
そして、次の日二つ返事で受けてくれる工務店が見つかりました。
なんでもご近所トラブルは慣れてるし、過去には今流行の反社事務所の隣で工事をしたこともあるそう。
そのときは昼間に工事するなと脅されたそうですが、完全に無視したそうです。
お隣への対応も我々が望む形でやってくれれば良いということでした。
まさに
捨てる神あれば拾う神あり
建築士さんの知り合いの建築士さんがよく仕事を依頼する工務店さんで、見積りは何度かとったことがあるそうです。
難易度の高い案件も数多くこなしており、我々の耐火木造3階建ての高気密住宅も問題なく施工できるだろうとのことでした。
私も早速紹介された工務店さんの施工事例を見ました。
どれも素敵なお宅なのですが、見覚えのあるお宅が一軒ありました。
関西ローカル局の放送なので知らない人も多いかと思いますが、関西では10年以上続く長寿番組で、素敵で特徴的なお宅を紹介する番組です。
最近はリノベやDIY系のお宅紹介が多いのですが、このお宅は建築士自身が施主の新築戸建な上に超独創的だったので良く覚えていました。
しかもファサード(家の正面)の特徴的な窓配置が我々の計画と一緒でした。
外観はコンクリと木が融和された素材感のあるクールなお宅でしたが、構造はなんとRC造+鉄骨造+木造の混構造です。
設計する方もする方ですが、建てる方も建てる方です。
来週、早速会って来ようと思います。
ここまで駄文に付き合って頂きありがとうございました。