ゆとり技術者と建築家で建てる都市型住宅

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低炭素住宅の検討

当初の計画では4100万円のローンとする予定でした。

 

しかし、なんやかんやあって5200万円のローンとなりそうです。

 

ここで気になるのが住宅ローン減税です。

 

住宅ローン減税は住宅ローン残債の1%が返ってきますが、通常の家ですと40万円つまり4000万円分が上限です。

 

我々のローンは5200万円まで膨らんでしまっているので、1%満額もらえそうにありません。

 

しかし、長期優良住宅もしくは低炭素住宅にすれば、50万円つまり5000万円分が上限となり、ほぼ満額受け取れるようになります。

 

長期優良住宅は条件が厳しそうなので、

 

低炭素住宅を考えてみます。

 

低炭素住宅は下記の2つをクリアする必要があります。

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もともと我々はフラット35S金利Aタイプを使う予定で、一次エネルギー消費量等級5で基準をクリアするつもりだったので、左側の定量的評価項目は容易にクリアできそうです。

 

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選択的項目も、2つの内1つは節水トイレやビルトインの食洗機を導入予定なので①をクリアできそうです。

 

問題はもう1つです。

我が家はHEMSも蓄電池も考えていないし、敷地の10%以上を緑化することもできません。

RC造+木造の混構造が木造として扱ってくれれば⑦をクリアできるのですが、怪しいです。

⑥がクリアできているのかはよく分かりません。

 

なんにせよ15万円もあればHEMSを導入できる様なので、申請費用と合わせて30万円程度見ておけばなんとかなりそうです。

肝心の住宅ローン減税の効果を計算してみると、46万円でしたので元は取れそうです。

 

ただ、50万円もの住宅ローン減税を受け取るには年収700万円必要です。(私の計算では)

残念ながら私の来年の年収は630万円程度なので36万円しか受け取れません。

しかし妻と収支合算でローンを組めば残り14万円もきっちり回収できます。

共働きに感謝!!

 


そしてもう1つ低炭素住宅にする理由があります。

 

地域型住宅グリーン化事業です。

 

これは中小工務店ZEHや長期優良住宅のような良質な家を建てる場合、補助金がもらえる制度です。

我々のような建築事務所の家も建てるのは工務店なので使えます。

 

補助金の額は、ZEH住宅が140万円、長期優良住宅・認定低炭素住宅・性能向上計画認定住宅が110万円です。

地域材を一定数使えば20万円、三世帯同居できる住宅にすれば30万円増額されます。

 

注意しなければいけないのが、事前に登録されたグループで施工しないと使えません。

また、今年の採択通知が出ていません。

例年7月にでるので、今年も同じだとは思いますが採択通知が出てからしか着工できないので納期に影響しそうです。

更に限られた予算の中での先着順なので、絶対にもらえるとも限りません

 

 

うまくいけば100万円以上の効果があるので低炭素住宅にしたいですね。

早速建築士さんに相談してみます。


というか、住宅ローン減税が増えるんだったら消費税10%にした方が得かもしれないです。

 

 

 

ここまで駄文に付き合って頂きありがとうございました。 

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