ゆとり技術者と建築家で建てる都市型住宅

Atrium House

ゆとり技術者と建築家で建てる都市型住宅

新居にかかる消費税を考え直す

前回までのあらすじ

一度は消費税8%で建設工事請負契約を結んだものの、予算が大幅に増えたり低炭素住宅にしたりで住宅ローン減税の恩恵も大きくなりました。

より住宅ローン減税の恩恵を受けられる消費税10%で建てた方が良い可能性が出てきましたので再検討します。

 

まず、我々は以下の2つの決断をする必要があります。

①消費税8%か10%か
②低炭素住宅にするかしないか

②は前回の記事で書いた通り、する方が得なんですが改めてシミュレートします。

あと収入合算するかも決めないといけないんですが、①と②を決めれば自ずと決まるようなものなのでこの2つです。

 

いきなりですが結果です。

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低炭素住宅にしなければ8%でも10%でも大差ありません。

しかし、低炭素住宅にすると10%の方が35万円もお得です。

次世代住宅ポイントも含めての計算なので、単純にポイント分がお得になる感じですね。

 

 

予想通り10%で工事請負契約をした方が良さそうでした。

ただ10%にすることで2%分ローンが増えてしまいます。

ローンが増えるのは好ましくないので、税込6600万円の予算を変えない様に税抜価格を6111万円から6000万円に減額します。

予算足りないかもって言われてるのに111万円も減額して大丈夫かな。

 


ちなみに一番お得になる10%で低炭素住宅の場合のシミュレーション結果はこんな感じです。

前回のシミュレーションに記載していたフラット35の子育て支援型ですが、大阪市では中古物件にしか使えないそうで無くしています。

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興味ある方用に比較したときの条件を記載しておきます。

【条件】
増税の効果を計るため総額を税抜6111万円で統一。
税込総額は8%時は6600万円、10%時は6722万円になります。
頭金は1400万円で、初年度の私の年収は630万円、妻の年収は250万円で計算。
ローンはフラット35S金利Aタイプ団信なしで金利は10年間0.64%、以降0.89%。
妻名義で1000万円分、残りを私名義で借入。
地域型住宅グリーン化事業はとりあえずなしでの検討です。

 

 

 

ここまで駄文に付き合って頂きありがとうございました。 

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