ゆとり技術者と建築家で建てる都市型住宅

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建築士との面談 その3

先の地元の建築士さんと契約をしました。

着手金の100万円を振り込みましたが、お金を手放すと急に不安になりますね。

 

前回も書きましたが、我が家は軸組の耐火木造3階建てで計画することになりました。そして建築士さんが提案してくれたプランは施工面積が71坪の坪85万円で6035万円で、これに設計費が550万円とその他もろもろで7000万円の余裕の予算オーバーです。

しかし坪100万円で大手ハウスメーカーと変わらないこと、私たちの希望がほぼ反映されていたこと、建築士さんの人柄で契約になりました。

 

契約にあたってファーストプランの変更依頼をしました。

・普段車は使わないのでビルトインガレージを車並列2台の大きさに

・3階のインナーバルコニーはいらないので普通のベランダに

・引きこもられると嫌なので子ども部屋は最小限に

・玄関ドアが斜めなのはなんとなく嫌

・貨物用のEVでなく3人用のEVに(3階に仏壇が来るので両親の希望)

・2階廊下に洗面所兼手洗い場が欲しい

・1階の土間かガレージに足洗い場が欲しい

・2階ホールは広くしてLDKとの間にガラスドアを配置して欲しい

・全体的に広いので1階寝室と3階ホールを小さく

 こんなところを依頼しました。

 

正直、面談する前から契約するだろうなと思っていました。

というのもその建築士さんがちゃんとブログをしていたからです。大抵の建築士さんはHPを持っていて、だいたいブログがあります。しかし、そのほとんどが半年以上放置されています。

私のブログはお遊びです。自分がやりたくて始めたのだから明日辞めても私の勝手です。しかし建築士さんは仕事の一環でブログを書き始めています。

けど続けられなかった。つまり仕事を続ける力がないということです。

しかもその更新されないブログを残しているってことは仕事であるブログの存在そのものを忘れているんですよね。

家は建ってからが長いです。私は不真面目な方と一緒に家を建てたくありませんね。

 

今回依頼した建築士さんはHPを作ってから途切れることなくブログを更新し続けていました。直接お金にならないコメントもないブログを何年も更新し続けるというのは簡単にできることではありません。

よく面と向かって話すことでその人のことが分かるみたいなこと言う方がおられますけど、私はそうは思いません。しかし、その人が積み重ねてきた物を見ることができれば、人となりを垣間見ることができるように思います。

 

それに前々回に書いたように庶民的で合理的な生活をされていました。設計監理費って安いものじゃないです。一般的な家でも300万以上はするんじゃないですかね。

イタリア製家具に囲まれた豪華な事務所に高級車が停まっていると、この金額は妥当なのか?って疑っちゃいますよね。

 

まぁけど建築士さんに耐火木造の経験がないのが不安ではありましたが、大したもんでも無さそうなので契約しちゃいました。ただ11月末に行われる耐火木造の講習を受講してから設計を煮詰めるので、それまで詳細な設計はできない状態になりました。

 

その間は住宅設備のショールームを巡ったりサッシやドアを決めたりするみたいです。

 

 

ここまで駄文に付き合って頂きありがとうございました。 

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