ゆとり技術者と建築家で建てる都市型住宅

Atrium House

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建築士との面談 その2

建築士さんにファーストプランを作成して頂きました。


間取りは前回私が要望として送ったものとほとんど変わりませんでしたが、変更後の間取りはこんな感じです。このソフトでは限界があるので再現できませんが実際の間取りはもう少し素敵です。

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主な変更点は以下の通り。

・外にコンパクトカーが駐車できる。

・3階のベランダがなくなってインナーバルコニーが追加

・天井高さが1階と3階は2250mmで2階は2450mm

・トイレが1階、2階とも1.5畳

・ドアがすべて天吊り引き戸

・子ども部屋が大きい

・3階のホールが大きい

・ポーチも広い

 

プランは軸組の耐火木造3階建てです。RCで建てると価格が高くなり過ぎるし、鉄骨は前面道路が幹線道路なので生活振動が大きくなるとのことでの決定です。


天井高が低いのは基礎高が400mm以上ないとフラット35Sが使えないのと木造で軒高9m以上は適合判定を受ける必要があるためです。適合判定は10~15万円で1ヶ月程度でできるみたいですが、天井高を変えて強弱をつけた方がリビングのある2階がより広く感じるとのことでした。

 

施工面積が71坪の坪85万円6035万円で、これに設計費が550万円と解体費用等その他もろもろで7000万円程度でした。当たり前ですが余裕の予算オーバーです。

ただ、この坪単価はあんまり当てにならないみたいです。

耐火木造について今年3月に変更が加わり今まで国土交通省大臣の認定を得た仕様でのみ建築可能だったのですが、認定を取得するのは大変なので国土交通省で建築可能な仕様を決めました。最近の変更な上に、耐火木造3階建ては建築士さんに経験がないので価格も分からないみたいです。

これだけ大きい家だとスケールメリットで坪単価も下がるし、高めに見てはいるので1000万円以上は下がると思うとのことでした。なにより最初は予算は気にせず、やりたいことは全部いれた方が後悔も少ないし、代替の提案もできるから大幅オーバーは当たり前とのことです。

インナーガレージに使う門型フレームで耐震等級3とれるかは構造設計士に依頼しないと分からないし、もう少し詳細な設計ができたら工務店に簡易見積りを出すので今の価格は気にしないで欲しいとのことでした。

初期の予算オーバーは覚悟していたので、あまり気にしないつもりでしたが実際出されるとビビる数字です。

 

あと耐火木造なので壁の厚みが片側20mm程厚くなるので、部屋は気持ち小さくなるので要注意です。計算してみると壁芯で4.5畳の部屋の内面積は6.58㎡→6.37㎡(-3.2%)2畳だと2.74㎡→2.60㎡(-5.0%)でした。

トイレと廊下の幅だけ気にしてれば良さそうですね。

 

 

ここまで駄文に付き合って頂きありがとうございました。 

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