ゆとり技術者と建築家で建てる都市型住宅

Atrium House

ゆとり技術者と建築家で建てる都市型住宅

現場の状況 2021年 1月

前回の続き

たぶん今回で最後です。

次回はWeb内覧会という形でお見せすることになると思います。

 

まずはリビングから。

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足場はまだ健在です。

天井には米杉(ウエスタンレッドシダー)が貼られてました。

天井の溝は埋込みのカーテンボックス。

もちろん間接照明を仕込んでいます。

 

この米杉天井から延びる軒天は神島化学工業の軒天ボード、ラフォーレティンバーを貼っています。

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色は新色のキャラメルブラウン。

米杉がランダム色の90mm幅なのに対して、ラフォーレティンバーは単色の40mm幅のデザインなので気になるかと思いましたが、案外そうでもなかったです。

 

また、シャッターボックスが黒色なのも気になるかと思いましたが、室内からだとガラスが反射して見えません。

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嬉しい誤算。

 

北側の壁にはケイミューのSOLIDO。

間仕切り壁も形になっています。

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間仕切り壁の開口から見えているV字の棒が補強金物のコボットです。

耐力壁と開口を両立できる素敵アイテム。

腰壁にしているのはピアノを置くためです。

 

 

隣のサニタリーも形になってきました。

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手前に洗面台、腰壁奥にトイレ、一番奥に1616のシステムバスが入ります。

洗面台は造作、トイレはリクシルのサティスS6、システムバスTOTOのサザナ。

残念なことにシステムバスがサイズ変更前の1620で製作されていたようです。

引渡しに影響がでないことを祈ります。

 

反対側はクローゼットと洗濯機置き場。

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天井にはビルトインのエアコンと埋込みのカーテンボックス。

洗濯機は購入予定の機種が某TV番組の家電芸人に紹介されてしまって、どこも在庫なしで最短納期4月でした。

暫くは今の縦型を使うことになりました。

 

 

続いて階段です。

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全段に下地ができました。

 

工務店さん曰く、ここの壁が内装ボードになっているおかげで作業がとても楽だったみたい。

階段は吹抜けがあって壁の面積が広い上に、近くに窓があるので面のうねりが目立つそうで、それをパテの仕上げで隠すのは非常に大変で、限界があるそうです。

内装ボードであればパテの仕上げは不要で、貼れば勝手に仕上がるので簡単です。

 

4~7段目のみ鉄骨階段。

写真では分かりにくいですが、片持ち階段です。

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覚悟していたとは言え、結構しなります。

階段幅が100cm程度と幅広なのもあって、端に乗ると2~3cm程変形します。

昇降している人は気にならないんですが、見ている人が不安になる感じ。

 

1~3段目は普通のボックス階段ですが、踏面をオーバーハングさせることで片持ち風にしています。

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今は下地だけなので支えが丸見えですが、仕上がると覗き込まない限り見えないはず。

 

 

折り上げ天井の玄関。

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天井高さは225cmと低めですが、折り上げ部は270cmと高いため低い感じは一切しません。

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございます。 

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