我が家の外壁は普通の窯業サイディング。
気になる人は気になる出隅の問題ですが、工夫して見た目とコストを両立してみました。
一般的な出隅
多いのがコレ。
コーナー役物を使うやつです。
同質同色なので一体感はあります。
が、コーキングが2箇所必要なのが難点。
目立つし。
で、ローコスト系でよく見るのがコレ
金属の差し込み出隅を使うやつ。
コーキングがいらないので安いです。
ただ異材質なので一体感に欠ける。
やっぱり目立つ。
どちらも一朝一夕あります。
ただ、役物も差し込み出隅も意外と高いんです。
カタログには「本」単位の価格しか載っていないんだけど、「㎡」単位に換算するとボードの7~10倍ぐらいします。
目立つしね。
我が家の場合
突き当てました。
どうです?
この静けさ。
わざとゴチャゴチャしたところを選びましたが、コーキングが見えないので綺麗です。
もう1枚どうぞ。
サイディングはケイミューのシュトラール。
横貼りですが、横流しのデザインにすることで上下の割り線は全く分かりません。
角度を変えてアップ。
ボードの小口(断面)が見えます。
なので、同色で塗装してあります。
役物も差し込み出隅も使わないので安価。
横から小口が見えるのが微妙?
モウマンタイ!
我が家は間口いっぱいに建てている上に、車庫が家の前にあるので側面は見えないんです。
※丸見えな車庫の正面はタイル貼り。
実際は2階の一部が少し見えるけど、遠目だと分からないのでOK。
コレたぶんめっちゃ珍しいです。
調べてもほとんど出てきません。
私なりのポイントは
・厚いサイディングを使わない
・色はコーキングの色に合わせて選ぶ
・単色にする
・貼る向きに合わせてデザインを選ぶ
です。
今回、私が発案し建築士さんに相談したことで実現しました。
こういう小回りが利くのが建築士との家づくりの良さですね。
当初は正面にコーキングが出るのが嫌で発案したのですが、減額にもなって一石二鳥。
減額効果
当初は普通に役物を使う予定でした。
役物が無くなり、ボードの追加も無いので20万円※の減額です。
※コーキング減額分と消費税を含めました。(2021年2月2日訂正)
コーキングが減るのでメンテも減額です。
見た目は好き嫌いあるでしょうが、減額にはなるので皆さんも気にならないところにどうぞ。
以上ファサード特化の家でした。
ここまで読んで頂きありがとうございます。