ゆとり技術者と建築家で建てる都市型住宅

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減額調整2回目【302万円減】

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今回も内訳を詳細に書き出しました。

減額調整に頭を悩ませている方の力になれればと思います。

金額は全て消費税込みです。

 

これまでの経緯

高額な見積りを受けて、構造から再設計することで1275万円の減額になりました。

(再設計費:+70万円、仕様アップ:255万円、減額効果:1600万円


その後、1回目の減額調整で310万円減額し契約しました。


そして、2回目の減額調整を行い302万円減額しお支払いしました。

(仕様アップ:+208万円、増額:+42万円、減額調整:552万円

 

 

減額内容

それではランキング形式で10位まで行ってみましょう。

マニアックなことも書いてますが、私のブログは基本マニアックなので我慢してください。

 

1位:木製建具工事【80万円減】

室内扉は子供部屋と浴室を除いて製作です。

製作する扉は全てタモ材で計画していましたが、ラワン合板とポリ合板に変更することで30万円の減額になりました。

また、エアコンを隠すためのガラリ2箇所を無くすことで17万円、トイレ収納の扉を無くすことで9万円の減額になっていました。

 

扉って意外と高いです。

寝室や水回り、クローゼット等の客人に見せない部屋の収納扉はなるべく無くすのが減額のコツです。

 

 

 2位:鋼製建具工事【67万円減】

前にも書いた窓です。

FIX窓が掃き出し窓になる変更がありましたが、リビングの窓だけで83万円の減額になりました。

しかし、防火シャッターの追加で28万円の増額、他の窓を削って最終67万円の減額に落ち着きました。

ポイントは小さい窓を複数置くより、大きな窓を少量置いたほうが減額になるということ。

また、網なし防火窓はそんなに高くないので積極的に使って良いです。


 

 3位:家具工事【64万円減】

キッチンと洗面台は家具職人による造作です。

思ったより安くでき、キッチンが53万円、洗面台は11万円の減額になりました。

 まぁ見積りが甘かっただけとも言えます。

 

 

4位:造作工事【54万円減】

リビングの床はチークの無垢材。

ミャンマー産の1枚物を、インドネシア産のユニタイプに変更することで34万円の減額になりました。

また、以前書いたリビングの縦格子の廃止で15万円の減額です。


 

5位:共通仮設【51万円減】

よく分かりませんけど減額になりました。

恐らくですが、我が家の裏にはトイレ付きの公園があるので仮設トイレ費が浮いたのだと思います。

 

 

6位:換気設備工事【46万円減】

 以前書いた第1種換気の廃止で45万円の減額

過去記事で計算した通り、設置費を電気代で相殺することはできない上に、やりたいことは数千円でできるので第3種にしました。

安くない買い物なので第1種にされる方は十分に検討することをお勧めします。

 

 

7位:外装工事【43万円減】

以前書いたコーナー役物廃止で20万円の減額

あとは車庫のサイディング材を安価な物に変更して13万円の減額と、何故かメインのサイディング材の単価が安くなり10万円の減額です。

 

 

 8位:値引き【30万円減】

引渡し延期のお詫びに引いてくれました。

特に請求もしていなかったので嬉しい誤算。

もちろん実損失の補償とは別です。

 

 

9位:住宅設備機器工事【25万円減】

洗面水栓を自動から手動に変えて9万円減

キッチンのサブ水栓を舶来物から国産の業務用に変えて9万円減

システムバスを1620→1616に変更で5万円減

他にも細々削りました。

 

 

10位:エアコン工事【22万円減】

玄関ホールのエアコンの廃止とマルチの室外機サイズ変更で11万円の減額

リビングのエアコンを壁掛けの29畳用から天井埋め込みの14畳用に変更で8万円の減額

リビングは24畳の高天井なので14畳用だと厳しいかもですが、我が家の性能を信じました。

ちなみに我が家はUA値=0.52、Q値=1.59、C値=0.8です。

 


如何でしたか?

正直、詰め切れなかった部分もありますが、結果には満足しています。

7000万円超の見積もりを見た時はどうなることかと思いましたが、なんとか予算内に収まりました。

ただ、208万円の仕様アップについてはやり過ぎた感があります。

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございます。 

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