ゆとり技術者と建築家で建てる都市型住宅

Atrium House

ゆとり技術者と建築家で建てる都市型住宅

【内覧会】1階トイレ

今回は1階のトイレです。

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広さは柱間で幅1138mm×奥行1820mm。

1.25帖なんで少し広めです。

 

外観

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階段横の一枚板ハイドアがトイレ。

実は階段に照明を入れたきっかけは、夜中のトイレが危険だと思ったからです。

3段だけ照明付きってのはおかしいので全段に入れたら高額になりました。

 

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床下には収納スペースがあります。

隠れてるけどコンセントもあります。

 

 

トイレ

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ドアを開けるとこんな感じ。

トイレはPanasonicアラウーノS141

床材はチークの無垢材のウレタン塗装。

 

アラウーノについては大昔に書きました。

2階のトイレは諸事情でLIXIL製ですが、こっちの方が好きです。

なによりLIXILTOTOのタンクレスより安いのが良い。

 

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このすっきり感。

分かりますかね?

 

通常、タンクレストイレの横には電源コンセントと給水ホースがあるんですが、隠しています。

給水ホースは覗き込むと見えますが、電源はトイレ内で処理しているので見えません。

私のこだわりポイントです。

 

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もう1つのこだわりポイント。

通常、トイレの天井には換気扇が付いているんですが、間接照明の裏に隠しています。

換気扇はダサいし、埃がたまってみすぼらしい感じになるでお気に入り。

 

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照明は天井と収納下の間接照明。

ゴミ箱のフタも光るのがお気に入り。

 

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座った感じ。

階段から繋がるSOLIDの壁が良い。

 

正直トイレットペーパーホルダーはミスった。

この空間に黒は悪目立ちしすぎな気がする。

ステンレスかシルバーにすべきでしたね。

 

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リモコンはスティックリモコン。

他2社と比べても圧倒的にシンプル。

 

 

手洗い水栓

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奥のFIX窓からはガレージ内の車が拝めます。

男のロマンです。

 

ただ、妻からは覗かれそうだと不評で、気休めのグリーンを置いてます。

ガレージには鍵があるし、ガレージ床からの窓の高さは2mあるので覗かれることはないんですけどね。

 

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手洗い水栓は好きなデザインが見つからなかったので隠しました。

 

自動水栓ですが感度が低く微妙です。

イカスタイリッシュカウンターも継目のない一体ボウルで綺麗ですが、小さすぎて使い勝手は微妙。

水栓とボウルが離れすぎなんだと思う。

 

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収納下にも水栓があります。

これは寝室の加湿器への給水用で、今の時期に大活躍しています。

 

隣は間接照明のセンサースイッチ。

我が家はセンサースイッチを多用していますが、ダサいので全て見えないところに配置して、見えるところは全て神保のNKスイッチで統一しています。

 

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【内覧会】玄関ホール&階段

いよいよ家の中。

 

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玄関ホール

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色々詰め込んだので説明が大変。

床はTERRAのQUARRY

艶消し石目調の大判タイル。

 

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玄関ドアは天井高を調整してハイドアに。

横には壁一面の姿見。

 

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姿見横にシューズクローク。

頑張れば50足ぐらい入る。

 

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折り上げ天井+間接照明+アクセントクロス

鉄板のカッコ良さ。

玄関ドアに合わせて天井を下げたので、折り上げて低さを感じさせないようにしています。

階段も1段減るので2階リビングにおススメ。

 

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20足ほど入る靴箱兼ベンチ。

ニッチはごちゃつくので無し。

大きな絵を飾りたくなる白壁。

 

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縦格子の一部は折れ戸で、コートクロークが隠れています。

知らない人はまず気付けない。

 

 

階段

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ケルトン階段は薄い方がスタイリッシュですが、厚い方が我が家に合う。

 

4~6段は片持ちのスケルトン。

幅105cmと広めなのもあってすごくたわむ。

高額なのでおススメしない。

結局スペーサーをかまして支えています。

 

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1~3段はスケルトン風のボックス階段。

覗きこまない限り分からないのでおススメ。

TV番組で紹介された栃木ハウス社長の家を見てインスパイアされました。

モダン系の家が好きな関東民は見ておくべし。

 

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間接照明は全段に入れています。

高額だけどめっちゃ綺麗。

壁はKMEWのSOLID

 

夜はこんな感じ。

 

 

階段(Night Ver.)

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もはや住宅とは思えない仕上がり。

 

 

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【内覧会】ガレージ

今回はガレージを紹介。

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前回はこちら。

 

ガレージシャッター

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文化シャッターのフラットピット

幅5.2m×高さ2.3mのリモコン操作の電動です。

オーバースライダー式は速くて静かでGood。

 

価格は過去記事へどうぞ。

 

延焼ライン外にしたので木目色が選べました。

大判タイルと相まって凄くリッチな仕上がり。

 

ガレージ

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車2台+自転車が置けるスペース。

 

奥行は左側が4.4m、右側が5.8m。

現状左側にバイク、右側に車を駐めています。

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電動化に備えて200Vコンセント設置済。

 

右側は幅が狭めなのでドアの長いクーペだと助手席側の出入りが辛いです。

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E-ClassクーペがギリOKなので、ベントレークラスの4座クーペでなければ大丈夫そう。

セダンやSUV、ミニバンなら何でもOKです。

 

 

収納

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シャッターの裏側に収納を作りました。

脚立が必要なので長期保管用です。

 

 

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【内覧会】門扉&アプローチ

遅ればせながらWeb内覧会。

 

今回は門扉&アプローチ。

大通り沿いの人目に付く場所なので、上品な高級感を意識しました。

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門扉&表札

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門扉はYKK APシャローネSA02

タッチ式カードキーが使えます。

壁はRIVIERのBRICKLANE

門柱はRIVIERのCRINKLE BORDER

 

 

アプローチ

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幅は狭いところで115cm。

広くはないけど、不自由もないです。

床はRIVIERのLUSERNA乱貼り

 

 

玄関ドア

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ドアはYKK APヴェナートD30の片袖

門扉と同じカードキーが使えます。

外から玄関内を覗かれないのが地味に良い。

壁はKMEWのエクセレージ 新フラット16

 

夜はこんな感じ。

 

 

門扉&表札(Night Ver.)

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表札は常灯のラインライト。

門扉の影が面白い。

 

 

アプローチ(Night Ver.)

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イメージは隠れ家レストラン。

ボーダータイルは間接照明と相性が良い。

 

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ユニバーサルダウンライトで斜め上から。

 

 

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防火地域の建築制限の抜け道の補足

お久しぶりです。

先日質問頂いたので記事にしておきます。

 

はじめに

防火地域では3階建て以上もしくは延床面積100㎡を超える建物は耐火建築物にしなければなりません。

 

以前、1つの住宅を母屋と附属建築物(離れ)に分けることで、超高額な耐火建築物になるのを回避するという抜け道を紹介しました。


我が家はこの構造にすることで、住宅を延床100㎡以下に抑えながら6坪(12帖)弱の広々としたルーフテラス(バルコニー)を2階リビングに隣接して設置することができました。

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質問内容

質問内容はこの過去記事内の検査機関へのQ&Aの1つ

 

Q3.

住居の2階から附属建築物の屋上に出られる構造でも附属建築物に該当するか 。

A3.

住宅部の2階から直接車庫の屋上へのアプローチがある場合、一体利用となるため附属建築物にならない。

しかし、車庫の屋上周りに手摺がなく、屋根の用途のみであれば附属建築物になる。

ただし、1階(車庫内やアプローチ側)から屋上への経路があれば、車庫の屋上に手摺があるのは不思議ではない。

 

を具体的にどのように回避したかというもの。

このQ&Aは附属建築物の屋上を母屋のテラスとして活用するための要となるものです。

 

 

解説(前編)

先のA3を要約すると、

・住宅部(母屋)から車庫(附属建築物)へのアプローチがあるとNG

・車庫の屋上が手摺りがなく屋根の用途のみならOK

・1階から屋上への経路があれば手摺りがあってもOK

と書いています。

 

つまり附属建築物の屋上をテラスとして活用するためには

・母屋から附属建築物の屋上へのアプローチがない。

・1階から屋上への経路がある。

この2つを満たせば良いことが読み取れます。

 

2つめの「屋上への経路」は外から梯子や脚立を置くスペースを用意するだけです。

問題は1つめの「母屋から附属建築物の屋上へのアプローチ」です。

 

普通に考えればアプローチが無ければテラスとしての活用は不可能です。

ここで言う「アプローチ」とは母屋と附属建築物を繋ぐ「渡り廊下」や「橋」を指します。

つまり「渡り廊下」や「橋」で繋がず、隙間を空けて飛び移る構造ならOKです。

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※引用:ミッション:インポッシブル/フォールアウト

 

法的にはOKと言っても飛び移るのは危険ですし、2階リビングと繋がるテラスとは言えないですよね。

ここでポイントとなるのが「建築物」と「家具」の違いです。

 

少し脱線します。

 

 

「建築物」と「家具」の違い

これは我が家にあるロフト階段です。

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これは「建築物」でしょうか?

 

ロフトに上がるための階段で手摺りもあるんだから「建築物」でしょ。

と思う方が大半だと思います。

 

実はこれ、「家具」です。

なので正確に言うと「ロフト階段機能付きの収納家具」です。

 

我々の様な素人は勘違いしがちなのですが、「建築物」と「家具」の違いは建築物と一体となっているかどうかです。

 

このロフト階段収納家具は転倒防止のために壁にビス止めしているものの、基本的にはフローリングの床に置いてあるだけ。

どこの家にもある箪笥と同じです。

どのような機能があっても「家具」なのです。

 

建築基準法やそれに基づく条例はあくまで「建築物」に対してのものであり、「家具」は対象外です。

なので法や条例に準じているかを検査するための確認図面にも当然「家具」は描かれません。

 

話を戻します。

 

 

解説(後編)

前編で母屋と附属建築物の間には「渡り廊下」や「橋」を設けず隙間を設ければOKと書きました。

これは「建築物」の話です。

 

もう分かったと思います。

 

この母屋と附属建築物に「渡り廊下」や「橋」としての機能を持った「家具」を置いてやれば、実生活において何の不都合もなく成立させることが可能なのです。

 

 

我が家の場合

我が家は母屋と附属建築物の間には20cm程度の隙間があります。

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我が家は附属建築物が母屋に潜り込んだ構造なので分かりにくいですね。

 

この隙間の上に母屋と附属建築物を渡す形でウッドデッキ風の「家具」が置かれています。

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母屋側のフローリングに合わせて作って頂いたので、これが置いてあるだけの家具と気付ける方はいないと思います。

 

ちなみにフローリングとウッドデッキ家具が同一な様に見えますが、フローリング側が90mm幅のチーク無垢材で、ウッドデッキ家具は87mm幅のコウヤマキのオイル塗装となっており、実は幅も材質も異なります。

屋外に置かれるウッドデッキ家具は水に強い木材と、水を含んで膨張しても大丈夫な様に隙間を設けるのがポイントだそうです。

 

 

さいごに

建築基準法は近年厳しくなったとはいえ、ザルな部分も多く存在します。

建築設計事務所建築基準法を知り尽くし、回避する術を知ったプロです。

都市部で活動している建築士なら猶更です。

例えハウスメーカーの営業マンに法的にNGと言われても、建築設計事務所ならなんとかしてくれることもあるでしょう。

 

家づくりは人生で1度きりです。

後悔のないようにしましょう。

 

我が家の間取図を貼っておきます。

ちなみに1階から屋上への経路ですが、アプローチ(灰色)から梯子を掛ければ、理論上はルーフテラス左側に上がれるようになっています。

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他にも防火地域、準防火地域の方に役立つ情報を書いていますので、参考にしてください。

 

 

 

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付けて良かった設備をご紹介【ビルトイン冷凍冷蔵庫】

第六弾はビルトインの冷蔵庫です。

 

前回、前々回のオーブン、食洗機に続いてのビルトイン設備。

 

我が家の冷凍・冷蔵庫事情

我が家のキッチンには3台の冷蔵庫、冷凍庫があります。

1台が三菱電機の520Lの冷凍冷蔵庫

1台がAQUAの120L冷凍庫

そして、もう1台が今回紹介する120Lのリープヘル(LIEBHERR)の冷凍冷蔵庫です。

 

当初の計画ではメインの冷凍冷蔵庫ストック用の冷凍庫の2台を使う予定でした。

しかし、我が家特有の事情によりもう1台追加しました。

 

計画終盤、我が家はこのレイアウトで決まりそうでした。

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生活感が出やすい冷蔵庫はパントリーの中に納める最近の流行りを踏襲したものです。

 

しかし、問題に気付きました。

 

冷蔵庫とダイニングが遠い上に、取りに行こうとすると調理者の後ろを歩くことになるんです。

 

ダイニングからパントリーまでは約5.5m、往復で18歩の距離。

Ⅱ型キッチンは振り向き動作が多くなりがちなので、後ろを通られるのは事故の元です。

 

悩んだ結果、飲み物専用の冷蔵庫をダイニングの近くに置くことになりました。

しかも、生活感が出ないようにビルトインで。

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ビルトイン冷凍冷蔵庫

これが全然ありません。

唯一見つかったのがドイツの高級冷蔵庫メーカーのリープヘル。

 

カウンター下に収まる高さ80cmのものは冷蔵庫と冷凍冷蔵庫の2種類あり、我が家は冷凍冷蔵庫のUIK1514 Comfortにしました。

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※引用:LIEBHERR UIK1514 Comfort

 

 

UIK1514 Comfort

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この日は割と空いていますが、多い日は結構いっぱいになります。

 

ドアのポケットには2Lのペットボトル5本が立てられます。

使い勝手が良いので卵もここ。

 

本体の一番下の段は手前が深さのあるポケットで、プラスチックのケースが入っていましたが、邪魔だったので捨てました。

代わりに500mlペットボトルやビンを立てて入れています。

奥は浅い棚になっていて、飲む機会を失ったスパークリングワインが横たわっています。

 

中段、上段の棚には2Lのペットボトル6本が置けます。

 

一番上の蓋を開けると冷凍庫です。

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子どもの氷菓子が入っています。

霜取りが必要なタイプです。

 

閉めるとこんな感じ。

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右隅に手掛かりの切り抜きがありますが、知らない人は気付かないです。

客人は驚きますね。

 

 

価格

税込み32.8万円でした。

流石はリープヘル。

めっちゃ高い。

我が家のメイン冷蔵庫より高いです。

ぶっちゃけ性能の良さは感じません。

 

扉の開く方向を変えることができるんですが、当初の見積もりだと付け替え工事費として3.3万円も請求されていました。

文句を言ったら無料になりました。

 

 

所感

想像していた通りの便利さです。

 

まぁ、無理に隠そうとしなけりゃいい話なんですけどね。

冷蔵庫をパントリー内に隠したり、キッチン奥の目立たない位置に置こうとしている方は参考にしてください。

 

インテリアのテイストが合えば、マーシャルの冷蔵庫を置いたり、ワインセラーを冷蔵庫の代わりに使ったりする方が安上がりですよ。

 

 

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竣工後の気密測定

2回目の気密測定です。

工事が遅れに遅れて測定ができないまま引渡しとなっていたため、今更ながらやることになりました。

 

施工途中で測定した前回はC値=0.78でしたが、どこまで改善できたかでしょうか?

 

では早速、

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C値 = 0.4

 

 

でた~!!

かなり良い数字です。

文句なく高気密住宅と言えるでしょう。

 

 

ちなみに測定結果はこちら。

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見ての通り、C値=1.2と書いています。

 

本来、換気扇やエアコンをテープで全て塞いだ状態で測定するんですが、エアコン1台と換気扇1台がどうしても塞げなかったんです。

なので、その穴を埋めたと想定したC値が0.4です。

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前回の結果

測定結果を見ていて気付いたんですが、前回と今回で建物外皮の実質延べ床面積(S)の値が違いました。

要するに家の大きさが違う。

 

前回:139.6㎡

今回:154.7㎡

 

当然、同じ建物なので一緒になるはず。

どうやら今回の値が正しいみたいで、前回は0.7だったようです。

 

 

高気密高断熱住宅

ということで、

UA値=0.52(Q値=1.59)

 C値=0.4

の我が家は高高住宅を謳うことにします。

 

謳ったからなんだという話なんですけどね。

 

 

所感

1回目の測定のときも書いたんですが、

ぶっちゃけ気密性なんてどうでも良い

です。

 

換気扇やエアコンといった実際に開いている大穴を塞いで測定して、「ハガキ1枚分の隙間しかありません」だって。

 

その数字に意味があるのか?

 

せいぜい「計画的な換気ができるか」と「すきま風は発生しないか」の確認くらいしか使えないでしょ。

 

そして、その「計画的な換気」も無意味だと思います。

なぜなら隙間の大小が影響するような高度な設計なんて住宅ではしないし、そもそもできないからです。

空気の流れってめちゃくちゃ複雑で、簡単な解析でも大変なんです。

私は学生時代に流体の研究をしていた+現在の仕事でも割と流体解析を活用するので、普通の人よりは少し詳しいです。

 

そして、建築基準法シックハウス対策で居室0.5回/h、その他0.3回/h以上の換気回数を求めていますが、これは約20年前につくられたもので、隙間の僅かな差なんて当然気にして設定されたものじゃないでしょう。

 

20年前に決めたザックリ基準をザックリ設計でクリアしただけのものを、厳密に守ろうとするなんて愚の骨頂。

「すきま風」は不快なレベルならコーキング打てば良いだけです。

そもそも今の時代、普通に建てたらすきま風なんて発生しないです。

 

ハガキ1枚分の隙間が2枚分になったところで電気代なんて変わりません。

ましてや貴方の生活や人生が変わることもありません。

そのお金で旅行でも行ってください。

 

同様に断熱性も目を吊り上げて追いかけるもんじゃないと思っています。

ZEH基準よりちょっと良いぐらいがコスパ良いです。

 

高高住宅って普通の家よりお金がかかります。

個人的にはキッチンをハイグレードなものにした方が"家庭内"の空気が良くなってよっぽど有意義だと思います。

 

我が家はスペックを追い求めている頃に仕様を決めちゃったので、高高住宅にしましたけど次はやらないですね。

キッチンもハイグレードだし。

高高住宅じゃQOLは増えないし、電気代で元をとるなんて夢のまた夢。

 

ちなみに普通に今夏は暑かったです。

電気代も賃貸マンションの頃の1.3倍です。

(在宅勤務の影響が大きそうですけど。)

冬はどうでしょうね。

 

 

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