第四弾は単機能オーブン。
前回は業務用ガスコンロを紹介しました。
単機能オーブン
皆さんの家にはオーブンはありますか?
私は物心ついた頃から家に単機能オーブンがあり、姉がよくマドレーヌを焼いてくれたのを今でも覚えています。
最近は多くの電子レンジにオーブン機能が付いているので、当時ほど珍しい物ではないかと思います。
その反面、単機能オーブンがある家は当時より珍しいのではないでしょうか?
私の実家もオーブンレンジに置き換わっています。
単機能オーブンの良さは庫内の大きさや、温度ムラの少なさ、サーモセンサーとの連携など単純にオーブンとしての機能が優れていることです。
また、電子レンジは別にあるので、「オーブンを使ったから暫く電子レンジが使えない」ということが起こらないです。
私が購入したのはAEG(アーエーゲー)のBPK842720M。
ちょうど新型発売のタイミングだったので良かったです。
AEG BPK842720M
ビルトインの単機能オーブンです。
壁にビルトインされたオーブンは超レアなので、客人には高確率で質問されます。
見た目はスタイリッシュで格好良いです。
特徴は
- 大容量
- 操作性の良さ
- 余熱の速さ
- 豊富なアシスト調理
- フードセンサー
- セルフクリーニング
です。
大容量
まず大きいです。
国産のオーブンレンジの庫内容量が17~30L程度なのに対して、71Lと倍以上。
トレイは最大5枚置けます。
コストコの巨大ピザ(直径40cm)もそのまま焼けます。
写真はクワトロチーズピザにサラミトッピング。
スライドレールを付けられるので出し入れが楽です。
スペアリブも1本まるごと焼けます。
アメリカのカリブ料理店で食べたスペアリブがめちゃくちゃ美味しかったんでチャレンジしましたが、ほど遠いものになりました。
リベンジします。
操作性の良さ
コマンドホイール+タッチパネル+液晶画面で操作性が良好です。
選択/決定はコマンドホイール、電源ON/OFFとスタート/ストップはタッチパネルで操作します。
ガゲナウのIHコンロもですが、コマンドホイールは直感的に扱えて使いやすいです。
また、ビルトインなので設置位置も自由自在です。
我が家は目線高さがコマンドホイールになる感じにしたので、屈まなくても庫内を見渡すことができます。
余熱の速さ
200V電源なので2倍以上の大きさでも余熱が速いです。
180℃予熱は6分
200℃余熱は7分
220℃余熱は7.5分
で完了します。
以前使っていた国産オーブンレンジの半分か2/3程度でだいぶ速いです。
豊富なアシスト調理
90種類以上のメニューが選べます。
驚いたのはその細かさで、例えばピザを選ぶと「生、冷凍、冷蔵」の選択後に「薄い、厚い」の選択があります。
言語は日本語には対応しておらず英語です。
だいたい分かるんですが「Poultry=家禽」が分かりませんでした。
「Poultry」メニューを選択すると、
Chicken(鶏)
Duck(鴨)
Goose(ガチョウ)
Turkey(七面鳥)
となっているので、だいたい分かるんですけど。
ガチョウなんて日本で手に入るんですかね?
とまぁ日本に馴染みのないメニューもあるんですが、普段使いならアシスト調理だけで十分です。
もちろんマニュアル操作もできます。
フードセンサー
食材の内部温度が測れるフードセンサーが付属しています。
センサーを差し込むことで、最適な温度で調理してくれるので、ローストビーフなんかは肉の大きさを気にせず美味しく焼きあがります。
グラム200円のお肉でもジューシーです。
設定温度は30℃~なので流行りの低温調理も可能です。
フードセンサーを使えば低温調理で必須となる調理時間の計算が不要です。
セルフクリーニング
クリーニングメニューを選択すると庫内を500℃まで上げて、汚れを焼き切ってくれます。
BEFORE
AFTER
油汚れが消えて、白いカスに変わっています。
拭きあげれば完了。
両壁の引っ掛けバーや前面ドアも外せるので、掃除はかなり楽です。
価格
税込み29.5万円でした。
定価は38.5万円なので割と値引いてくれてます。
値引き交渉はしてないです。
それでも高価格帯の国産オーブンレンジが10~15万円と考えると高いですね。
オーブンレンジは電子レンジの機能もありますし。
ただ、高級感は比じゃないです。
所感
あると便利ですが、無くてもそんなに困らない。
そんな設備ですね。
個人的には満足しています。
なにより格好良い。
本当はお菓子づくりが趣味の方に最適なんでしょうね。
我が家では宝の持ち腐れ感が否めないです。
時間ができたら挑戦してみたいと思います。
地味に活躍しているのが保温機能で、庫内を80℃でキープできるので完成した料理を入れておけば冷めないです。
客人に食事を振る舞う際に便利です。
ここまで読んで頂きありがとうございます。