今回はバルコニーの腰壁の高さについて考えました。
今の計画では2階の東側の大通り沿いに6畳弱のバルコニーを置くつもりです。
このバルコニーはリビングの延長と考えているので、周囲の視線を気にしなければなりません。
しかし、高くすると解放感が失われるし、低すぎると周りから丸見え。
我が家の場合、前面道路の幅が40mもあるので、かなり遠いところからの視線も気にしなければなりません。
なかには床から天井までを格子にして、解放感とプライバシーを両立されている方もいると思います。
我が家は前面道路がイチョウ並木になっているので、リビングからクリアな視界で紅葉を楽しみたいんで腰壁で検討します。
※写真はイメージです。
ということで、ちょうど良い高さを考察してみました。
条件としては
・バルコニーにいても目線が合わない。
・リビングの中の人が見えない。
この2つはマストです。
覗き見のしやすさを決める外因は
・距離(遠いほど見えやすい)
・目線高さ(背が高いほど見えやすい)
この2つです。
なので、今回検討する覗き見野郎は
①大型トラックの運転手
②遠くにいる歩行者
この2人です。
まぁ大型トラックの運転手については信号があるわけではないので、凝視されることはないのでしょうが一番不利な条件だと思うので検討します。
算数・数学アレルギーな方や結果だけ知りたい方は飛ばしてください。
普通に走っている1番大きなトラックと言えば10トン車です。
目線高さは地上から2.6mぐらいだと思います。
一番遠い車道は家の端から30mぐらいの位置です。
いきなりですが、計算結果は
ということで1.39m以上の腰壁高さでトラックの運転手から視線をシャットアウトできます。
次に遠くにいる歩行者です。
身長は高めの1.8mで目線高さは1.7mです。
歩道の奥の方を歩いたとして家の端から39mの位置です。
計算結果は
こちらは1.37m以上という結果でした。
2つの検討の結果、
1.4mの腰壁にしておけば、誰からも覗かれないカーテンレスな日々になりそうです。
ちなみに3階の場合、1.1mの腰壁でOKです。
そもそも3階建ては手摺高さ1.1m以上が義務付けられているので注意して下さい。
どうでもいいけど腰の高さじゃないのに「腰壁」であってるのかな?。
ここまで駄文に付き合って頂きありがとうございました。