ゆとり技術者と建築家で建てる都市型住宅

Atrium House

ゆとり技術者と建築家で建てる都市型住宅

コンロ選び その5〜ガス編③〜

前回は計算の結果、昔ながらの換気扇なら13.4~16.1kW、レンジフードなら17.9~21.5kWの火力のコンロでも大丈夫と書きました。今回は実際に購入できる製品の中から選びたいと思います。

 

振り返りますが、私の理想はIH3口コンロの補助に用いる1口コンロ火力が強く、中華鍋をガンガン振れる高強度の五徳が備わったものです。ビルトインできる業務用コンロなんてないので卓上コンロが好ましいです。火力はなんとなくですが、キリよく10,000kcal/h(11.6kW)以上あると響きが良いです。家庭用の3倍弱ですのでかなりの高火力です。必要かどうかは知りません。

 

業務用のコンロのメーカーは

マルゼン

オザキ

タニコー

の3社が有名みたいです。

私の希望にあった商品は以下の3つです。

 

マルゼン RGC-044C

f:id:YutoriPaPa:20181225115526j:plain

1重バーナー13.4kWの高火力。点火はもちろん圧電式の自動点火です。それでいてお値段5.1万円と輸入物の倍の火力で1/4の価格です。

 

オザキ OZ45K

f:id:YutoriPaPa:20181225115556j:plain

2重バーナー14.0kWと更に高火力。点火ももちろん自動点火です。更に立消え安全装置付もあるそうです。お値段は少し上がって6.1万円

 

オザキ OZ45KLR

f:id:YutoriPaPa:20181225115926j:plain

2重バーナー12.7kW自動点火立消え安全装置付きになります。こちらは低輻射のモデルで調理者が暑くなりにくい構造になっています。お値段はぐっと上がって8.8万円

 

私はオザキのどちらかを採用したいと思います。火力調整がしやすい2重バーナーに加えて立ち消え安全装置付きは魅力的です。プロとは違い長時間コンロの前に立つわけではないので低輻射はあまり必要とは思いませんが、建築士さん、オザキ、キッチンメーカーで話して最終的に決めたいと思います。

 

また、以前ちらっと書きましたが業務用コンロは一定の設置基準があります。導入する際は建築士にしっかりと相談して下さい。

 

それにしても同じ業務用でもガゲナウやアスコのコンロは高いですね。火力は6kWなのに値段は20万超えです。長くなりましたが、コンロ選びはこれで終わりです。キッチンは内容も見た目もだいぶコダワるので是非楽しみにして下さい。レンジフードについても現在確認中の要件がいくつかありますので、決まり次第書きたいと思います。

 

 

 

ここまで駄文に付き合って頂きありがとうございました。 

こちらから様々な建築設計事務所の素敵なお宅が見られます。