ゆとり技術者と建築家で建てる都市型住宅

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コンロ選び その3〜ガス編①〜

前々回書いた通り我が家のコンロはIHとガスのハイブリッドで計画しています。前回はIHコンロを選びましたので今回はガスコンロ選びになります。

 

IHは炒め物が苦手なので、それを補うガスコンロは炒め物専用になります。なので1口高火力のもので中華鍋が振れるような高強度の五徳のものが理想です。

 

高火力と言えば、よく見るのはリンナイのVamo.です。

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4000kcal/h(4.65kW)と家庭用のコンロとしては最高の火力ですが、テーブルコンロなのでデザインが微妙です。それに2口なので理想と異なります。

 

次によく見るのはガゲナウのハイカロリーバーナーVG231 234JPです。

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火力は6kWと高火力ながら、3重バーナーなのでトロ火も使えます。こちらは5.8kW以上あるので業務用コンロになり、家庭用に義務付けられているSiセンサーも付いていません。設置には一定の制限がありますので注意してください。お値段は23万円と高めです。

 

他にはアスコのHG1365GBがあります。

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火力はガゲナウと同じく6kWの業務用コンロですが、こちらは2重バーナーなのでガゲナウほど細かく火力調整はできません。しかしガラストップなので清掃性は良さそうです。お値段は22万円でガゲナウと変わりません。

 

どちらにしても、価格が高く中華鍋を振るうには火力が足りないようにも思います。私が学生時代使っていた中華レンジは25kWぐらいありました。調べてみると70kWなんてのもあるようです。しかし、業務用の中華レンジと言うのは大勢のお客さんに対応するためのもので、4人分しか作らない我が家の環境とは異なります。火力をどれぐらいまで上げるのかは考察が必要です。

 

それにガスコンロで気にしなければならないのはコンロだけではありません。火力の強いコンロには大きな換気扇も必要です。しかし、業務用の換気扇はうるさい上に、掃除しづらいので換気扇は家庭用の物を使いたいです。厨房では気にならないんですけどね。 

一般的な家庭用のグリル付き3口ガスコンロは全て点火させると9kW弱になります。なので家庭用の換気扇は9kW程度の1口コンロならばそのまま使えることになります。

 

今回はここまでです。次回は一般的な家庭用換気扇(レンジフード)でどこまで火力を上げられるか計算してみたいと思います。

 

 

 

ここまで駄文に付き合って頂きありがとうございました。 

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