みなさんは防火地域って知っていますかね?
「防火地域」というのは簡単に言うと燃えにくい家しか建てられない地域です。
似たような言葉に「準防火地域」っていうのがありますが、この「準」の有無だけで家づくりは大きく変わります。
防火地域は駅や役所などの都市機能が集中している地域や幹線道路添いの地域が指定されています。
人が集まる場所なので大災害にならない様に、燃え広がらない上に主要構造物が破損しない建物(耐火建築物)にする必要があります。
準防火地域は防火地域の周りや都市部の住宅密集地に広範囲に指定されています。
周りに燃え移ると被害が大きくなるから燃え広がらない建物(準耐火建築物)にしてねってことです。
ただ、建物の規模により防火地域でも準耐火建築物で良かったり、準防火地域でも耐火建築物にしなければならなかったりします。
東京や大阪の都心だと大概どちらかに指定されていると思います。
防火地域、準防火地域は市のHPで見れます。(大阪市の場合)
梅田周辺です。赤色が防火地域で黄色が準防火地域です。
次回からは私たちが半年間かけて12社のハウスメーカーを巡りに巡って、建築士と出会うまでを書いていきたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます。